今回は前回のチェックポイント①(肩が上げにくい時のチェックポイント①)で
挙げにくかった方にしていただきたい
もう少し細かいチェック方法を説明していきます。
今回は
肩が前から上がりにくい
方にリハビリで行なっているチェック方法をご紹介します。
前回のチェックポイントの
頭を洗う動作のチェックで
動かしずらかった方はぜひやってみてください!
肩が前から上げずらい原因
まず
なぜ肩が前から上がりにくいのか??
を説明します。
簡単にいうと
肩を前から上げる動き
⬇︎
肩を内側にひねる動作が必要!
・・・???ですよね。笑
大丈夫です、わかりやすく説明していきます。
この図の→が肩を前から上げる時の動く方向になります。
なので
肩を前から上げるためには
この赤矢印の方向に骨が動いていかなければいけません!
もっとイメージしやすくするために
模型図で見てみましょう。
この模型図は先ほどの右側の図と同じように骨模型を並べています。
この⭕️の部分の肩の骨が少しとんがってますよね。
以前のブログ(肩が上げにくい??なぜ???)で説明した通り
肩を上げるためには
骨とスジの屋根の下を出っ張った骨がスムーズに通過する
必要があります。(下記の図参考)
そして前から上げる場合は
先ほどの図の⭕️の部分の骨が出っ張っているため
この青い屋根の部分にぶつからないようにするため
内側に(→の方向)回転しないといけないということです!
この骨の内側への回転によって
骨とスジがぶつかることなく肩を上げることができます!
では
肩が内側にきちんと回転できているか
のチェック方法をご紹介します。
チェック方法
前から肩を上げるための肩のひねりは
3つのポイントで見ていく必要があります。
1.脇を閉めた状態での内ひねり
これは
脇を閉めた状態からおへその方にひねれるか?
を確認します。
おへそに届かない場合はキレイに動いていない可能性があります!
2.脇を開けた状態での内ひねり
次は
肩の高さで内側にひねれるか?
を確認します。
先ほどより肩を高く上げるので
このテストは痛みのある肩の方がひねれないことが
多いと思います。
注意点は
ひねる際に肩の位置が動かないことです!
ひねる際に肩が前に動いてしまう場合も
肩がキレイに動いていないので
上がりにくい原因になります!
3.体の正面での内ひねり
最後は
体の正面での肩の高さから内側にひねれるか??
を確認します。
このテストは
肩を上げる
・肩を前に動かす
・内側にひねる
ので肩が痛くて上げずらい肩のほとんどは
・痛みのある方がキレイに動かない
・痛くてこの動きが全くできない
のどちらかと思います。
まとめ
今回は
肩が前から上げにくい
場合のより細かいチェック方法を紹介しました。
今回のチェックで
・左右の差がある
・痛みがある
場合はキレイに肩が動いていないことが考えられるので
ぜひキレイに動くためのリハビリをしたいですね!
1人で仕事の合間に書いているので
文章を書けなかったり
写真がなかなか撮れなく
更新が気まぐれですみません。。。泣
ただできるだけ実際に
リハビリで指導しているリアルな情報を
お届けできればと考えておりますので
気長にお待ちいただければ幸いです。
次回は
肩が横から上げずらい場合のチェック方法
を紹介したいと思います。
では次回!!
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