今回は前回の続き(肩が上がらない。。自分で治すためのストレッチ パート①)で
肩が上がらない場合のストレッチ方法をご紹介します。
前回の記事でストレッチしたらダメな場合を解説してますので
そちらのチェックを先にお願いします!
では早速ストレッチの解説をしていきます。
1.肩のどの部分をストレッチするの?
肩にはいろんな筋肉が付着しています。
プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論・運動器系より引用
肩はいろんな方向に動かせる球関節です。
そのため肩が外れないように肩関節の周辺にはたくさんの筋肉が付着しています。
これらの筋肉が硬くなっていると肩が上がらなくなります。
2.肩のストレッチ その①
ではどのようにストレッチするかをご紹介します。
まず1つ目のストレッチです。
- 横向きになり肘を肩の高さまで上げる
- 肘に手を持ち矢印の方向に持ち上げる
これは肩の後ろの固まっている筋肉や筋のストレッチに効果的です!
ポイントは体をしっかり横に向け肩甲骨を固定することです。
こうすることでストレッチの際に肩甲骨が動かず固まっている部分にストレッチが効率よくかかります!
3.肩のストレッチ その②
もう1つ効果的なストレッチ方法です!
- 横向きになり肘を肩の高さまで上げる
- 肘を内側(矢印の方向)に倒す
このストレッチは前回(肩が上がらない。。自分で治すためのストレッチ パート①)と同じで
肩にひねりを入れることによって効果的に肩関節周りの筋肉にストレッチをかけています!
前回のストレッチより最初に紹介したストレッチと同様で肩甲骨が固定された状態のため
よりストレッチが欠けることが可能になります。
4.注意点は??
今回のストレッチはどちらも肩の高さまで肘が上げる必要があります!
そのため
肩の高さまでは上がるがそれ以上は上に上げられない
という場合に効果的なストレッチです。
肩の高さまでも上がらないくらい肩が拘縮(固まっている状態)しているときは
前回のストレッチ(肩が上がらない。。自分で治すためのストレッチ パート①)を
上げられる高さでしっかり行っていくことが大切です。
5.まとめ
今回は肩のストレッチ第二弾をご紹介しました。
今回のポイントは
・肩のどの部分がストレッチされているか
・自分で硬さを取るための効果的なストレッチ方法
です。
ストレッチもいろんな方法がありますが
何をストレッチしているのか?
正しいストレッチの方法
が理解しているとより改善への近道になります!
今回は実際のリハビリで患者さんに自主トレにも指導している方法です。
ぜひ肩が上がらなくて困っているかたは試してみてください!
ではまた次回!
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