今回は腰部脊柱管狭窄症について解説します!
以前の記事(脊柱管狭窄症ってなに・・??)をより詳しくした内容を
解説したいと思います!!
1.どこで狭窄が起こるの??
まず腰部脊柱管狭窄症とは??
それはその名の通り
腰の
脊柱管が
狭くなった(狭窄された)
状態のことを言います!
この狭くなるところは下の図の2つに分けられます!
![](https://rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/uploads/2021/09/58dd70bada3e49194ef30a9c10dd792c.png)
![](https://rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/uploads/2021/09/2c5cc299db18aa1897722d8988fd59ce.png)
左の図が脊柱管
右の図が椎間孔
になります!
このどちらか、もしくは両方の隙間が
何らかの原因で狭くなる(狭窄)ことを脊柱管狭窄症と言います!
![](https://rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/uploads/2021/09/911941237773aa32a09cb1fceb0aaa52.png)
上の図は以前の記事(脊柱管狭窄症ってなに・・??)で説明した
進行の様子の図になります!
そちらで進行の説明をしているのでまだの方は一読してみてください!
2.どのように狭窄が起こるのか??
どのように狭窄が起こっているのかが下の図になります。
![](https://rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5317.jpg)
・黄色靭帯の肥厚
・椎間関節の変形
があります!
まず黄色靭帯の肥厚ですが
黄色靭帯は背骨の後ろにあります。
![](https://rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/uploads/2021/09/1a0a8be4a9fb56a70db8ba339f807528-1.png)
黄色靭帯を含む脊柱の靭帯には背骨を支える(支持性)働きがあります!
年齢とともに筋力が低下すると猫背のように姿勢が悪くなってきます。
そうなるとそれまで筋肉で支えていた部分をこの靭帯で頑張って支えようとします。
そのような負担が長年かかっていると靭帯の肥厚を引き起こします!
また背骨を支える関節に椎間関節があります!
![](https://rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/uploads/2021/09/06ce8f0a809a28c8885ebe0fcfae548b.png)
![](https://rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/uploads/2021/09/dd1bf19025ad7d0c6f0fd7cd89d213a0.png)
左が腰椎の1つです。
この赤丸の部分が右の図のように重なり合って関節となり
背骨がずれないように支えています。
・体幹の筋力が低下する
・不良姿勢
などの原因でこの関節に負担が過剰にかかります!!
その状態が長期的に続くと
関節が変形しトゲのように出っ張ってきます。
それが椎間孔の隙間を狭めます。
そしたそこから出る神経を圧迫します!
これが椎間孔の狭窄です!!
3.まとめ
今回は腰部脊柱管狭窄症の発生メカニズムについて解説しました。
脊柱管での狭窄
椎間孔での狭窄
に分類されます。
このそれぞれで症状が全く異なってきます!!
一括りに脊柱管狭窄症で同じ症状ではなく
急性に出る症状や痛みの出方も変わってきます。
またこの辺りを次回細かく解説したいと思います!
ではまた次回!
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