今回は前回(筋性腰痛ってなに・・?? 〜筋筋膜性腰痛とは〜)の続きで
筋性腰痛について説明します。
前回は筋肉の中でも
筋膜に関する腰痛でしたね。
今回は
・筋肉の付着部
・肉離れ
について解説します。
1.筋付着部障害とは??
筋付着部障害とは、
筋肉が付着する部分(骨にくっつく部分)の痛みのことを言います!
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上の図が腰の部分の筋肉になります。
ではもう少し細かくみていきましょう!
![](https://rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/uploads/2021/09/f44bbc5de6055f91947015bba8e6029c.png)
腰の筋肉は骨盤の骨に付着します!
今回の付着部障害の場合、○の部分に痛みが生じやすいです!
ではなぜ痛みが生じてしますのか??
腰の筋肉は脊柱起立筋と呼ばれます。
働きとしては身体を反らす際にこの筋肉が働きます!
昔は腹筋・背筋・腕立てをよく部活でやったと思います。
この背筋で鍛えていたのが脊柱起立筋だったのです!
また前かがみの姿勢ではこの筋肉が引っ張られます!
![](https://rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/uploads/2021/09/9ebbbe6123e9f7def8c5c5a9022ab980.png)
そのため
重いものを床に置く動作では
この筋肉が働くことにより前にかがむ動きに
ブレーキをかけてくれゆっくりとものを置くことができます。
しかしこのような動作を過度に繰り返したり
背筋を母上に使いすぎる運動は
この筋肉の付着する部分にストレスがかかり
痛みが生じてしまいます。
2.体幹筋肉離れとは??
肉離れと聞くと
太ももやふくらはぎに起こることが多いですが
腰回りの体幹筋にも肉離れは生じます。
特にスポーツをしている方に多く発生します。
これはハムストリングスなどの肉離れの発生機序と同様
強い伸長力が体幹筋に生じると筋損傷(肉離れ)が生じます。
・野球、やり投げ、カヌー、ハンドボールなどの急激に体幹を回旋させる競技での内外腹斜筋
・体操選手の腹直筋
などがあります。
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この図は身体を右に回した時の筋肉の動きになります。
右わき腹にある腹斜筋が引っ張られるように動きが生じます。
例えば左投げでボールを投げて右わき腹に
急激な痛みが生じた場合はこの疾患を疑います。
MRIをとるとその筋肉に反応が見られることで診断されます。
まとめ
今回は前回の筋膜性腰痛以外の
・筋の付着部
・体幹筋の肉離れ
による痛みについて解説しました。
次回は実際の対処方法について解説したいと思います。
メカニズムがわかれば対策も立てられます。
ぜひこの記事を参考に上手に治療していきましょう!
ではまた次回!
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