今回は僕が最近膝の患者さんを多く担当するので膝についてまとめてみます。笑
膝は以前の記事で変形性関節症について触れていましたが(変形性膝関節症と言われたら)、
今回はこれもまたよく聞く
”半月板損傷”
について何回に分けて説明していきたいと思います。
説明するといっても今僕が担当している患者様も手術するか、しなくていけるか!?
と言うとても際どい状態でリハビリが開始になり
僕自身も少しでも知識を整理したい!のと
同じ痛みで困っておられる方がもしいたら少しでも治療に役立てれば!
という思いでまとめることにしました。
では半月板の機能についてまとめていきます!
半月板ってなんのためにあるの?
まず半月板ってどこに、どんなふうにあるのか?
これが膝の模型の図になります。
半月板は、内側と外側の2つがあります。
働きとしては大きく以下の2つがあります。
- クッション作用(荷重分散作用)
- 安定作用
1.クッション作用
半月板は先ほどの図の通り
膝の上の骨と下の骨の間にあり、クッションのような働きがあります。
そして先ほどの図の青色の部分が軟骨の部分です。
軟骨は骨なのですが、柔らかい骨でスケートリンクのようにツルツルしています。
この軟骨のおかげで膝の曲げ伸ばしがスムーズにいくのです!
では先ほどの半月板がなんらかの原因で痛めたとしましょう。
半月板は骨と骨のクッションの働きと先ほど言いましたよね、
このクッションがない状態で自分の全体重がかかります。
そう、軟骨が痛んでくるのです!
そしてどんどん骨同士がぶつかることによって
変形してしますのです。
そうこれが変形性膝関節症なのです!
2.安定性
半月板は上から見るとCやOの形をしてます。
そして右の図の○の部分を見てもらうと
膝の骨の先は丸みを帯びているのがわかります。
この丸みを帯びた骨の上に
丸っこい骨が重なると骨が不安定でグラグラなります。
そのため先ほどの左の図のように
半月板が骨がずれないようにCやOの形で骨の間に存在しているのです!
なので半月板を痛めた方の訴えで
”膝がズレるような感じがする”
と言うのがあります。
半月板を損傷するって??
ではよく診断名である
”半月板損傷”
とはどういったものなのか?
簡単にいうと
”半月板のどこかが損傷している”
です。そのままじゃないか!?ですよね。。笑
しかし損傷のしかたでざっと分類してもこれだけ種類があるんです!!
これも手術したほうがいいものや、
しない場合があったりと色々なんです!
しかしそこまで細かい説明は病院で診察を受けても
まずされないと思います。
これは細かく説明していると時間がとてもかかるのと
口で説明するだけではイメージがつきづらいため
ざっくりと半月板を痛めてます。としか言われないと思います
また今後この辺りは細かくまとめていきたいと思います。
まとめ
今回は”半月板”についての
- ・働き(機能)
- ・損傷の種類
について説明しました。
ここを前提に
半月板を痛めてしまった場合何に気をつけるのか?
を次回説明したいと思います。
ではまた次回!
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