今回は腰についてまとめてみます。
まずは良く聞く脊柱管狭窄症とヘルニアの違いについて説明します。
脊柱管狭窄症?椎間板ヘルニア??どっちも言われたんですが・・・・
この診断名は皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
実際腰が痛く病院に行った方ならこの診断を受けた方もいらっしゃるかもしれません。
診察ってパッと終わったりしませんか?
あの一瞬の間にレントゲンの画像を見せられて説明を受けて、、、、、
もともと知識がある状態であれば
あ〜、なるほど!!
となると思います。
しかしほとんどの方はそうではないと思います。
僕も自分が学生の時に怪我をして受診したとき
整形の先生にレントゲンをパッと見せられて
ここの筋が切れてるよね!
って言われた時に
ね!って言われても先生全くわからないです。
と言ってしまいました。笑
一応リハビリの学生だったのですが正直知識がないと素人には難しいです。。
なので今回は脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアについて説明します。
脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの違いって??
これが腰の部分の神経を見た図になります。
黄色が神経です。
脊柱管は赤丸の部分のことを言います。
神経は脳からこの脊柱管を通って足の方まで伸びています。
そして左の図のようにそれぞれ背骨の横から分かれて出てきています。
この図が変形していく過程の図になります。
- 正常な椎間板と背骨
- 椎間板が変形し背骨の隙間は狭くなっていく。
- 変形が進む
- 上の図→椎間板が飛び出す→これが椎間板ヘルニア
- 下の図→前に滑る→これが脊椎すべり症
- 骨の間のクッションがなくなるので骨同士がぶつかりやすくなる。
- 骨がさらに変形し脊柱管が狭くなる→これが脊柱管狭窄症
このようにいきなり脊柱管狭窄症になる訳ではなく
長い変形の先に脊柱管が狭まってしまい
脊柱管狭窄症になるのです!!
結局何が違うの??
簡単にいうと
骨と骨の間にあるクッションが椎間板で
その椎間板が神経の通る脊柱管に飛び出したら椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアやすべり症など色々な変形を経て
脊柱管が狭まれば脊柱管狭窄症
なので気をつけなければいけないところが変わってきます!
椎間板ヘルニアは椎間板が後ろに飛び出るのを防ぐ必要がある!
脊柱管狭窄症は脊柱管が狭まるような姿勢をとらないようにしないといけない!
ここがとても重要です!!
腰が痛いから腰をほぐす
体が硬いからストレッチする
こういった治療で良くなっていない場合はもしかすると根本的に間違った治療なのかもしれません。
物が壊れて修理するときもですがどこが痛んでどんな不具合が起こっているかきちんと把握しないと修理はできません。
これは身体でも同じで、自分の身体でどんなことが起こっているかがイメージできると良い治療につなが流と思います。
今回は腰の痛みについて 特に多い椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症をピックアップして説明しました。
今後は先ほどチラっと述べた
腰椎椎間板ヘルニアで気をつけなければいけないこと
脊柱管狭窄賞で気をつけなければいけないこと
をお伝えできればと考えております。
皆様の痛みの緩和に少しでも役立てばと思っております。
それではまた次回!
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