Warning: The magic method InvisibleReCaptcha\MchLib\Plugin\MchBasePublicPlugin::__wakeup() must have public visibility in /home/c1593425/public_html/rehabilitation-zyouhou.com/wp-content/plugins/invisible-recaptcha/includes/plugin/MchBasePublicPlugin.php on line 37
リハビリって担当制?どうやって決めているの??

リハビリって担当制?どうやって決めているの??

リハビリ

皆さんがリハビリを受ける時にどのように担当が決まっているかってご存知ですか??

今回は”リハビリの担当の決め方”を解説します。

実際に今まで数カ所で働いたことがあるので実際の経験から説明します!

一概にこの決め方!!というものはなく施設によっては異なりますが

大体今から説明するどれかの方法で決めています。

スポンサーリンク

リハビリって担当制??

リハビリ受けたことがある方は何となくイメージできますが

今まで一度もリハビリを受けたことがない方はまずここからだと思います。

基本的に今まで私が勤務してきた数施設では

1人の患者さんに担当1人の理学療法士でした。

これはクリニックでも病院でも同じでした。

その担当が休みの日は別のリハビリスタッフが担当する流れでした。

ただ現在病院では365日リハビリが多くなってきています。

 

365日リハビリとは??

これは入院している患者さんに毎日リハビリを提供できるように

リハビリスタッフが365日(正月やゴールデンウィークなどの祝日も)勤務するスタイルです。

こういった施設はリハビリ病院などの名前がついているところが多く

リハビリスタッフも100人近くいます。

そのためこういったところでは

1人の患者さんに3人のリハビリスタッフ

で対応していることもあります。

理由は1日に実施できるリハビリの時間が長いため

・効率よくリハビリを提供するため

・休みなくリハビリが提供できるように担当を固定しない

などが考えられます。

担当ってどうやって決めているの?

これには

  • 経験年数
  • 担当患者数
  • 得意分野

などの要素が関係してきます。

経験年数

これはどの分野でもあてはまるとは思うのですが、

いきなり新人さんにリスクの多い疾患(脱臼後や痛みの強い方など)はあまり担当させないと思います。

例えば僕と同じ理学療法士としても

新人の入職されたばかりの方は臨床の経験がほとんどありません。

そのため

この患者さんは今までの症状と違うな

・この痛みはこうしたらよくなったな

といった経験からくる知識がまだ乏しいため余計リスクの高い患者様は

経験の多いスタッフが担当します。

 

担当患者数

これはそのままで

スタッフの担当している患者様の人数に合わせて振り分ける方法です。

病院の場合は、受け持ち患者様が退院や転院によって人数が変動するのでその都度調整します。

外来リハビリの場合は症状が良くなったり、以前の記事でも説明したリハビリの期限リハビリの期限って??2020年現在の仕組みの解説!で終了になったりなどの理由で人数が変動しますのでそれに合わせて調整します。

 

得意分野

これは一般の方からすると意外かもしれません。

リハビリにもいろんな分野があるんです!

  • 運動器(いわゆる整形分野)
  • 脳血管(脳梗塞などの分野)
  • 心臓(心筋梗塞などの心臓分野)
  • 呼吸(肺炎などの分野)

などなどさまざまな分野があります!

総合病院などの大きくて、さまざまな科がある病院の場合

いろんな患者様のリハビリを経験します。

しかし先ほど挙げた4つの分野を全て極めるのは本当に難しいです。

他の仕事でもそうですが1つの分野、その中でも1つのことをしっかり治療できるということもなかなか大変です!

*例えば整形で言えば、”膝の痛みだけでも必ず痛み取ります!!”

という方がいたら皆さんどうでしょう?

膝が痛ければその人に見て欲しい!と思うかもしれませんよね。

しかし整形外科でリハビリしてもなかなか良くならなかった方もいらっしゃるかと思います。

このように1つの分野を専門的に勉強していてもなかなか難しいものです。

逆に若い理学療法士が全部担当できます!と言われるとめちゃくちゃ不安になります。。笑

勉強すればするほど奥深くていろんな患者さんにお会いするので

経験を重ねても難しいなと10年目の僕も思っているのに。。。この子はすげーなと思います。笑

このようにリハビリの指示がドクターより出た段階で

その疾患に得意なスタッフが担当する場合もあります。

まとめ

今回はリハビリの担当の仕組みについてまとめてみました!

なぜこの記事を書こうかと思ったかというと

・あの先生に見て欲しい

・あの先生に触られると実はかなり痛いんです。。

・○曜日に見てくれはる先生のリハビリの後はすごい歩きやすいです

などなどメインの担当の休みの日などに代わりに見させていただくと

本人には言えないことを色々話してくれます。

良いことだと良いのですが、痛かったり良くなってなかったりすることも

患者様は気を使って自分の担当の先生には中々言えずにおられます。

患者さんには申し訳ないですが実際1年目の方が担当するのと10年以上経験がある人が担当するのは結果は違ってくるかと思います。

美容師や料理人などどの専門職でも同じですよね。

しかし今の病院やクリニックのほとんどの場所では

患者さん自身で担当を決める

ということが難しいです。。

美容院やマッサージ店では自分で担当指名したりするのですがリハビリではそれはありません。

本当に正直かなり当たり外れがあると思います。

このブログを始めたのも

”何も勉強していない理学療法士にリハビリを受けて良くならなかったため手術になった方”

を山ほど見てきました。

もしあの先生げ担当していたらあの痛みはもっと良くなっただろうにな。。などなど日々感じております。

しかし実際担当を変わるのが先ほどの理由等で中々難しいのも現状です。

なので少しでもこのブログからご自身の痛みにつながる情報を得ていただき良くなって欲しいと思い始めました。

 

実際治療を受けて痛みが悪化している方などもおられます。

僕が代診で見させて頂いている時にそのような話を聞いたら、すぐに担当を変わるようにしています。

そして僕が見ても良くなっていないと判断したらすぐに上司に見てもらうように話します。

上司が忙しいと断ってくることもありますがそこは患者さんが良くなるためなので必ず見てもらいます。

なので皆さんも良くなっていない場合はまず担当もしくは代診の先生に伝えてください!

僕たちも痛いのを我慢して良くなっていると言われるより

本当の意見を伝えてもらえることほど成長できることはありません!

 

今回はリハビリの担当制についてでした。

ではまた次回

コメント

タイトルとURLをコピーしました