リハビリの料金ってどのくらい?

リハビリ

今回はリハビリの料金についてまとめてみたいと思います。

その前に

・リハビリって何分行うの?

・時間は決まっているの?

と言うところがまず重要になるのでそこから説明したいと思います。

簡単に言うと

”20分くぎり”

で行います。

細かく説明すると私たちはリハビリの時間を”単位”と言います。

この単位が

1単位=20分

なのです。

なので2単位なら40分、3単位なら60分となります。

そのため

リハビリを行う=20分は最低行う

ということになります。

この”単位”には色々ルールがあり入院の方に対するリハビリや外来でするリハビリでも違いがあります。

それによって1日の上限9単位であったり月13単位までに制限されたりとルールが決まります。

今回は

・外来で行うリハビリ(クリニックや病院)

・整形疾患(変形性ひざ関節症、野球肘、腰椎椎間板ヘルニアなどなど)

・介護保険を持っていない(要支援や要介護認定を受けていない方)

の場合で今回テーマの料金を紹介したいと思います。

ではさっそく結論から言うと

1400円

となります。

細かくみていきましょう。

まず時間ですがだいたい外来リハビリは20分〜40分での計算になります。

今回は20分ということで計算します。

これは先ほど説明した1単位ということになります。

整形で行うリハビリは運動器という分類になり

1単位は185点

になります。

保険点数は、1=10円で計算します。

そこに

初診料282点

明細書発行体制等加算1点

いう料金が上乗せされるとして。

185+282+1=468点

それに3割負担として

468×3=1404

そして1の位を四捨五入して1400円となるのです。

手術後の方の場合は40分(2単位)することもあるためその場合の料金は

185×2+282+1=653点

653×3=1959

1960円となります。

しかし初診の時にはレントゲンを撮ったりすることがほとんどなのでこれにまたいろんな料金が合わさってくると思います。

またリハビリが1回きりで終わることも少ないため2回目以降の場合を説明します。

これも3割負担の方で20分のリハビリ時間とすると

再診料73点+明細書発行体制等加算1点+1単位の185点で

73+1+185=777

1の位を四捨五入で

780円になります。

初診と違って再診は再診料になるため安くなるのがわかります。

これに多くの施設ではリハビリテーション総合実施計画書という書類を作成するため

月一度だけその書類の料金である300点が+αでかかると思います。

いかがだったでしょうか。

これを高いと思うのかはそれぞれだと思います。

私個人の意見としては

かなり安い!

と思っています。

なぜなら例えばジムなどにあるパーソナルトレーニングの場合、同じパーソナルトレーニングですがこの料金で行うことは不可能だと思います。

一度に集団で安く行うことは可能かと思いますが、それぞれに痛みや悩みにその分答えては貰えないと思います。

これも保険制度があるため負担額が軽くなっているためです。

そのため以前の記事でも書いた’マッサージ’目的にリハビリを行なっていたりすると全額負担しながらマッサージに通っている方々に対しても医療保険の税金を納めている方々に対しても納得いかないことだと思います。

これは我々理学療法士も意識していかなけらばいけないことだと考えています。

では今回は料金について簡単にですが説明してみました。

リハビリの期限のことやリハビリ時間のこともまた細かくまとめていきたいと思います。

それではまた次の記事で!

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