シンスプリントの痛みの原因は??

今回はシンスプリントについてまとめてみたいと思います。

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1.シンスプリントってなに??

シンスプリントとは

『硬い路面でのランニングや底屈筋の過負荷によって誘発される

下腿の違和感や疾痛でありコンパートメント症候群と疲労骨折を除いたもの』

とAmerican Medical Associationで定義されています。

少し難しいのでざっくり言うと

走ったりするとスネの内側が痛くなる

という怪我です。

この部分に痛みが生じます。

一箇所の痛みではなくふくらはぎ内側の

5cm以上の部分の痛みがあることが特徴です!

2.どんな人に多いのか?

一般的にはスポーツ障害として考えられており

・陸上

・バスケットボール

・サッカー

などの競技で多いです。

シンスプリントと診断された

平均年齢の調査では17.6歳とされています。

3.どんな痛み?

痛みは

初期の頃はスポーツ後のふくらはぎ後内側の違和感があり

徐々に痛みで走ったりが困難になります。

重症になると安静時でも疼くような痛みが生じます。

・ランニング動作の踏み込み時や蹴り出しの時

・ジャンプの踏切や着地

の痛みが多いです。

4.痛みの原因は??

シンスプリントの痛みの原因としては

・後脛骨筋

・長趾屈筋

・運動フォームの問題

が関係してきます。

後脛骨筋と長趾屈筋は脛骨後面から

内側に沿って走行し足底に向かいます。

この筋肉が過剰に緊張すると

脛骨内側部分の付着部にストレスを与えます。

ではどのような状態でこの筋肉が過緊張してしますの??

後脛骨筋は内側楔状骨、舟状骨粗面に付着します。

これらの骨は足の内側アーチ(土踏まず部分)を構成する重要な骨です。

この内側アーチが潰れる(土踏まずが潰れる)状態になると

後脛骨筋の起始と停止が離れ

引っ張られることになります。

この動きが繰り返されることによって

後脛骨筋にストレスがかかり

痛みにつながります。

長趾屈筋は足の指を曲げる(握る動き)筋肉です。

シンスプリントの選手で多いのが

片足立ちした時足の指に力が入り

握り込んでいる(グーの状態)ことが多くみられます。

この場合、長趾屈筋が過剰に緊張した状態になり

この筋肉が付着する脛骨にストレスがかかり痛みが生じます。

動作から生じる原因として

・蹴り出しの動きの原因

・Knee in

が考えられます。

蹴り出しの動きとは

走る動作で地面を蹴る動作の時を指します。

この動きは本来

・股関節

・膝関節

・足関節

がそれぞれ協調して行われます。

しかしこの場面で股関節、膝関節が伸びず

足首だけで蹴って走る選手の場合

足部の蹴る動作に関わる筋肉に過剰に負担が生じます。

先ほどの後脛骨筋、長趾屈筋は

共に足関節の底屈(足首で蹴る動き)に作用します。

そのため蹴り出しの動作が悪いと

同じ運動をしていても痛みが出る人もいれば

上手に体を使い痛みが出ない人もいます。

またもうひとつの動作の原因として

Knee inがあります。

これは以前の記事(足底腱膜炎のリハビリ 鍛えるべき筋肉とは??①)で

細かく解説していますが、もう一度おさらいしますと

kneeとは膝のことで

inとは体の内側を表し

膝が内側に入ることをknee inと呼びます。

このknee inである内股がなぜアーチを潰してしまうのかは

以前の記事で詳しく解説していますので

ぜひまだ読んでない方は読んでみてください。

足底腱膜炎のリハビリ 鍛えるべき筋肉とは??①

そして先ほど述べたように

後脛骨筋は内側アーチを支える筋肉であるため

このアーチが潰れる動きが繰り返されると

脛骨内側の痛みが生じます。

4.まとめ

今回はシンスプリントについてまとめました。

原因がなんなのかが分かれば

それに対して治療していくことができます。

ただシンスプリントは

今回説明した原因のどれかひとつが原因

と言うことではない場合が多いです。

筋肉の問題

体の使い方の問題

元々の扁平足でアーチが少ない

急に動きすぎた

などなど様々な因子が合わさって

症状が出ていることが多いです!

そのため例えばストレッチだけすればOK!!

ではなく、原因をしっかり考えそれぞれに対応していくことが重要になります。

このあたりの説明がしっかりと患者さんにされないまま

ストレッチだけ教えられている選手が多く

なかなか治らないと言う場合によく遭遇します。。。

なので特に現在痛みが続いている方は

もう一度何が原因なのか?を見直して

ぜひ痛みを取り除いていきましょう!!

次回はシンスプリントのリハビリの内容に触れていきたいと思います。

ではまた次回!

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